手作りリング体験(Silver Accessories REVE )の紹介

2024年7月20日土曜日

おでかけ 思うこと

t f B! P L
結婚記念は食事に行くだけとかで済ませていたのですが、最近子どもの手離れが進んできて、休日の時間に余裕が出てきたので、手作りリング(シルバーリング)体験に行ってきました。

手作りリング体験 完成リング披露

店舗 :REVE(レーヴ) 
住所 :〒645-0006 和歌山県日高郡みなべ町北道160−31
連絡先:050-8885-3234
お店のインスタで私たちの内容も下のリンクで掲載されていました。
掲載させてもらいますって、事前確認もいただきましたし、顔出しNGで手元だけでもいいのでと打ち合わせ済みです。

下の写真はお店の外観です。住宅街にあるお店で大通りにも面していないので、ちょっとわかりにくいかもしれません。オーナーの母が美容室をやめて、改装したお店とのことでした。
手作りリング体験 店舗

物作りが好きな人にはとてもおすすめです。作るのが苦手な人でも、お店の人がとても分かりやすく・親切に説明してくれますので、苦手なことを誰かのために一生懸命にすることで、より記憶に残るすばらしい記念になるとも思います。

奥さんは少しアクセサリ作りとかやったことがありましたが、私は上手ではないですが物作りが好きなので、手作りリングはとても楽しくいい時間でした。
そして、自分たちでデザインを選んで作ったリングに文字入れもしました。このような楽しい時間を作ったリングは、とても貴重なものだと感じられて思い入れのあるリングになっています。これから大事に使っていき、もっと自分の手になじんで使い込んだ感じが出てくるのが楽しみです。

そして、お金の価値は人それぞれですが、私たちにとってREVE(レーヴ)での体験・時間・リングは、支払った価格以上のものを手に入れられたと感じられました。とても有益なサービスを提供していただけてありがたいです。

私はとても満足できるサービスであったので、このような体験を他の方にも味わってもらえると、きっと幸せになれる人が多くなると思い今回のブログ記事を作成しています。

手作りリング(シルバーリング)体験の流れは?

手作りリング体験は下のような流れになります。

01:リングの幅・デザインを決める

リングの幅は
 甲丸リング 3.4mmと2.5mmの2種類
 平打ちリング 3mm、4mm、6mmの3種類
から選べます。
手作りリング体験 リング種類
デザインは 鏡面仕上げ、マット仕上げを選べます。テクスチャーといった柄をつけることや、ひねりのデザインも選べます。
手作りリング体験 リング種類2
私たちは、平打ちリング4㎜のテクスチャー柄を選びました。私的には、ひねりのデザインもいいなと思っていましたが、ペアリングなので、奥さんおすすめのテクスチャーにまとまりました。


02:どの指につけるか決める

私は左手小指、奥さんは左手薬指に決めました。
私は結婚指輪をいつも左手小指につけているので、それ以外の左手小指に決めました。
奥さんは、結婚指輪は仕事でできないのと、普段リングをつけていないので左手薬指につけることに決めました。


03:指のサイズを確認する

リングゲージで自分で指輪のサイズを確認しました。私の左手小指のサイズは7号でした。     下の写真はリングゲージです。
リングゲージ イメージ

下の写真は、私の左手の小指にリングゲージをつけているところです。薬指には結婚指輪をつけています。これだけ位置がずれていれば、隣の指につけていてもあたることはないので問題ありません。
リングゲージでサイズ確認


04:リングのサイズに合った素材をもらう

リング幅・デザイン・どの指につけるかを決めて、リングのサイズを決定しました。ここで、手作りリング用の素材を必要量をもらいます。

下の写真は、私の老眼鏡とリング素材の比較イメージです。7号サイズのリングだとこれぐらいの素材長さになります。テクスチャーを入れると、少し伸びるようなので素材は未加工に比べて短いとのことでした。
リング材料サイズ


05:素材を温めてやわらかくする

焼鈍し(やきなまし)→金属材料を適当な温度に加熱しその後徐冷する熱処理のことです。
焼鈍しをすることで、素材を柔らかくして加工性を良くします。日本刀を作る時に炉に刀を入れているあれですね、温めた後に叩くことで硬くなっていくとのことでした。

ガスバーナーでリングの素材を温めている様子です。赤くなったり白っぽくなったりと色の変化があると完了です。
手作りリング 焼きなまし工程



06:素材をリングのサイズに丸める

柔らかくなった素材をリング棒に合わせて丸めていきます。
手作りリング 曲げ工程
下の写真の様に木槌を使って、リング棒に沿わせて叩いていきます。
手作りリング 曲げ工程2
そんなに力を入れなくてもリング棒に沿って成形できていきます。
手作りリング 曲げ工程3
リング棒から外した状態です。隙間が空いた状態です。
手作りリング 曲げ工程4
プライヤーを使ってスキマ隙間を無くしていきます。形が歪になってしまっていますが、後工程でリング棒に沿わせて成形したり、やすりをかけたりとありますので、その時にきれいなリングになります。ここではしっかりと隙間を無くすことが重要です。
手作りリング 曲げ工程5


07:リングの隙間をロウ付けする

しっかりとプライヤーでリングの隙間を無くしたら、その部分を銀ロウをでロウ付けします。下の写真が銀ロウです。これを溶かして隙間を埋めていきます。
手作りリング ロウ付け
下の写真がフラックス(金属同士のロウ付け接合の補助剤)です。銀ロウを流し込む部分にしっかりとつけることで、スムーズに銀ロウが流し込めるようになります。
手作りリング ロウ付け2
ガスバーナーでリングを温めるとフラックスが溶け出し、リングの色が変わってきたら 銀ロウをのせます。銀ロウもすぐに解けてしまします。その後もリング全体を温めて色が変わったら終了です。
リングの隙間が完全に埋まりました。
手作りリング ロウ付け3


08:リングにテクスチャー柄をつける・サイズに合わせる

ロウ付けしたリングにテクスチャー柄をつけます。金槌の先端部分に柄が入っていています。リング棒にリングを通して、これをリング打ちつけることで柄が入るのと、硬くなるのとサイズを合わせていきます。リング棒にサイズが記されているので、そこまで打てばいいので難しい作業ではありません。
手作りリング 柄入れ
表面にテクスチャー柄が付いた状態です。リング棒に通して、叩くことで程度成形もできています。
手作りリング 柄入れ2


09:リングを磨く

リングをやすりで磨いていきます。また、指にリングの淵の部分が当たらないように面取りも行います。しっかりと面取りを行わないと、つけていると指が痛くなるリングになります。高速で回転している工具ですが、手にあたっても痛くないので、どんどん削ってどんどんピカピカにしていけます。
面取り・磨きを行ってほぼほぼ完成しています。
手作りリング ほぼ完成


10:サイズ微調整など

あとは、実際に指につけてみてサイズ感や痛いところがないかを確認します。


11:文字入れ

リングの内側に20文字前後の文字入れができます。下の写真の装置で文字を入れていきます。銅色の円盤に文字が刻まれていて、この文字型を使って手動で文字を刻んでいきます。失敗しても手直しできるので、気楽にできると言われましたが、最後の工程なので結構緊張する作業でした。ちなみに私は1度失敗しましたが、ちゃんと手直しできましたので、皆さんも安心して気楽に作業してください。
手作りリング 文字入れ

手作りリング 文字入れ2 

12:完了

以上で完了です。私たちは9時過ぎに作業に取り掛かって13時頃までかかりました。4時間ぐらいかかったので、ちょっと疲れましたがとても楽しい時間でした。

このような流れでリングを作ってきました。

お店(REVE(レーヴ))の人はどんな人?

 お店はオーナーさん一人で運営されています。色々細かく気にかけて話しかけてくれる方で、気持ちよく作業ができます。色々お話をしてくれるのですが、こちらからもスムーズに話ができるように、こちらも話がやりやすように話題を作ってくれて、しっかりと話を聞いてくれるので、お話をする技術も高いと感じました。
 このお店を始める以前は歯科技工士を25年ぐらい勤められていたそうです。家の都合で、自分で仕事をすることになり、その時にシルバーアクセサリのお店を始めることになったと聞きました。
シルバーアクセサリの加工技術と歯科技工士の加工技術が類似していて、加工については問題なくスムーズに進められたそうで、どこかに修行に入るでもなくYoutubeの独学でされているとのことでした。
 とにかく、気持ちよく手作りリング体験を行うことができたのは、オーナーさんの気配りが大きいと思います。ぜひともこの体験を皆さんに共有できればと思います。
 出張でも手作りリング体験はできるそうです。最大10人程度で依頼者側で施設の準備は必要になります。テーブル・椅子が置けて、水道が使えて・ガスバーナーを使うことができればいいとのことでした。友達グループとかで楽しく体験もできるのでよさそうですよね。


台湾旅行の計画と調査

このブログを検索

人気の記事

ブログランキング総合

ブログランキング

QooQ