書籍紹介(余命4か月からの寓話ー意味がわかると怖い世の中の真相がわかる本)
書籍紹介をさせていただきます。
今回の書籍は、がん宣告をされ余命4ヶ月、次の桜は見ることができないと言われて、それでも経済評論などを元気にこなされている森永卓郎さんの大人向けの寓話集です。
今回の書籍を手にとって、さわりを読んで2日ぐらい置いた、その次の日に森永卓郎がなくなりました。67歳で亡くなられたそうで、あと20年後私が同じ年齢になると考えると森永卓郎さんのように自分の寿命に向き合って仕事や生活ができるかと考えてしまいます。
今回は、自分の寿命に向き合うそんな時間の中で作られた作品です。作品には経済的なことや、今の社会情勢のことも少し触れられているようなところもありました。大人の寓話として、少し気持ちが沈みそうな内容もありますが、実際の社会ではこのようなこともあるのであろうなという作品が多いので、社会ってこんなのだよねって納得できるものだと思います。
タイトル:余命4か月からの寓話ー意味がわかると怖い世の中の真相がわかる本
著者 :森永卓郎(著), 倉田 真由美(イラスト)
発行 :興陽館
私の感想
書籍:余命4か月からの寓話ー意味がわかると怖い世の中の真相がわかる本
書籍のタイトルの余命4か月からは、森永卓郎さんががん宣告され、自分が本当にやりたいことをやろうと考え出版した書籍だからでしょう。
普段、経済に関して過激な発言をされているのに対して、寓話(比喩によって人間の生活に馴染みの深いできごとを見せ、それによって諭すことを意図した物語:Wikipediaより)を用いて現代社会を静かに解き明かし、少しお腹の奥に気味の悪さを残すような作品が多くあります。
何が悪い、何が良い とかをストレートに書くのではなく、こういうことがあり結果こういう事になった という事実を示して、それに対してあなたはどう考えるのでしょうか?と問いかけられているようでした。
本人と奥さんも豚を擬人化して登場させており、夫婦として連れ添って がんになり奥さんを残していってしまう自分はどうすることもできない そのために最善と思うことをするが、それもできない ただ、生きている今はお互いを思い合っているのであろうと感じられました。
世界の真実・知らない方が幸せなんてことは、世の中にはたくさんあるが、全てを知ることもできないし、知りたくもないことが多いかもしれない。そんなことを知ったとしても、自分の寿命を知らされたとしても、それでも生きていくことになる。
なんてない砂の中にも生きていたものの痕跡が見えることを知り、今まで生きていたものに対しての敬い・その仲間になっていく自分への不安が見えてくる。
また、自分にとって重要で大切なことを夢として諦めるのではなく、目標と定めてそこに少しずつでも近づいていくための努力を行って行く大切さ何かを教えられたと思いました。
あと20年という期日は、遠いように感じる人がいるかも知れないが、1年12ヶ月それを20回の240ヶ月というと近く感じるようになるかもしれない。1ヶ月がすぎるのは思いの外早いのではないか?40歳代にもなると、とてつもなく早く過ぎていってしまう。私も自分がやりたいことをやって、できるだけ悔いのないものにしていきたいと思う。
書籍の紹介は
自分が読んだ書籍の内容をアウトプットすることで自分の中での理解度と満足度を上げる目的があります。自分の目的のために読書を行っていますが、もし私の感想から書籍を読んでみたいなと思ってもらうことができたら、それはそれでうれしいなと思います。
書籍の面白さを伝えられたから興味を持ってもらった。私の感想がユニーク(独特)で興味を持ってもらったら、どちらにしても私にとってはプラス以外ありませんので、うれしいことです。
ちなみに私は書籍を購入する時「eBookJapan
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