バドミントンラケットに張っているガットは、打つたびに弱って切れることがあったり、打たなくても長時間放っておくと、張りが弱くなったりしてしまい、張り直しが必要になります。
今回はそのバドミントンラケットのガット張りについてです。
バドミントンラケットのガット張りの基本的なこと
バドミントンラケットを販売しているスポーツショップなどにラケットを持っていけば、ガットを張ってくれます。
ガットを張ってもらう為に、まず決めないといけないことは
張るガットは何か?
張るガットのテンションは何ポンドか?
たまに、
1本張り?2本張り?
を聞かれることもあるようです。
下に決めないといけないことを説明していきます。
張るガットは何か?
張るガットを選ぶ必要があります。
ヨネックスのWEBを見てみると、いろいろな種類があり迷ってしまいますが、ざっくりと説明すると
細 耐久性:小 反発:大 コントロール:小
太 耐久性:大 反発:小 コントロール:大
こんな感じです。
細いと切れやすいですが、反発がいいので速いショットを打ち易いです。反発がいい分、コントロールが難しくなります。
太いと切れにくいですが、反発が悪くなるので速いショットが打ち難いです。反発が悪い分コントロールが易しくなります。
下にヨネックスで販売されているガット(ストリング)の特性CHARTです。参考にしてください。
張るガットのテンションは何ポンドか?
張るガットのテンションを指定する必要があります。
テンションの強く張ると弾きが強くなりショットが早くなります。その反面コントロールが難しくなります。
テンションを弱く張ると、弾きが弱くなりショットが遅くなります。その反面コントロールしやすくなります。
例としてヨネックスWEBで一番人気のラケット アストロクス 100 ZZ.のテンション範囲は21~29(ポンド)を選べます。
私の周りの人のテンションの範囲は
26〜 :上級・力の強い人
のような感じになっていると思います。
しっかりコースを狙いたいという人はあえて、低い目に設定するのもいいと思いますし、スマッシュを気持ちよく打ちたいという方には、高い目に設定するのもいいと思います。
1本張り?2本張り?
ガットの張り方で、
縦と横でガットを分けずに1本を続けて張るのを1本張り。
縦と横でガットを分けて2本でそれぞれ縦用・横用として張るのを2本張り。
といいます。
ただ、テンションはガットの終端部分から弱っていくので、終端部分が多くなる2本張りは、テンションが弱くなりやすい傾向にあります。
張ってすぐなどは、その違いを打って気づくのは難しいと思います。終端点が多くなっていて少し汚く見えるぐらいだと思います。
バドミントンラケットのガット張りを自宅で
バドミントンラケットのガット張りは自宅でもできます。
手動用のガット張り機を購入する必要はありますが、月間数本ガットを張り替えることがある方なら、自分で張ったほうがお得になるかもしれません。
私は子どもがジュニアや部活動でやっているときに結構な頻度で張っていたので自宅で張れるようにしました。私は1本張り派です。
お店で張ってもらうと 1,000〜2,000円の作業費が必要になります。10本/月張り替えると万単位の作業費が必要になり、それにガット代も必要になりかなりの出費になります。
ガット張り機は安いもので3万ぐらいからありますが、10年ほど前に私が買ったものは7万円ほどでした。
同じものを今探したら12万円だったので結構高くなっています。ただ、月1〜2万円の作業費を払うなら1〜2年で元も取れるので、ガット張りを自宅でするのは結構お得だと思います。
ガットの張り方に関しては、youtubeなどに参考動画がいっぱいありますので、すぐに張れるようになると思います。
私が初めてガットを張ったときは1本2時間かからないぐらいでしたが、最近では調子が良ければ40分かからない感じです。
ガットの張り方参考動画
2本張り
1本張り
ヨネックスが推奨している 張りのパターンが下のリンクから確認できます。
0 件のコメント:
コメントを投稿